こちらでは、最近のホテル代についてのご案内になります。
ホテルは自分でご予約をという方もいらっしゃると思いますので、いくつか注意事項をご案内しておきます。まず、注意するべきは、リゾートフィーです。
ホテル代以外にリゾートフィーというのがかかるようになってきました。
ラスベガスのホテルで早い段階で導入され、最近は、ニューヨーク、ロサンゼルスなど大都市のホテルはこのリゾートフィーがかかることがあります。
(すべてのホテルにかかるわけではありません)
リゾートフィーは、部屋のwifiがつかえたり、ホテルのジムが使えたりということのようですが、ホテルにより異なります。
全くなんのフィーなのかわからないホテルもあります。
部屋のペットボトルの水がこの料金でカバーというホテルもありますので、まちまちです。
リゾートフィーやホテル代の総額
近年、大都市のホテルは、どこもリゾートフィーという「ホテル代」は事前の予約サイトで全額支払いとなり、リゾートフィーは、ホテルで払うものになります。
そのため、事前にリゾートフィーを頭に入れておかないと、思わぬ出費になります。ホテルにもよりますが、リゾートフィーというのは、1泊15ドルから40ドルぐらいと幅があります。例えば、40ドル/1泊かかるホテルに5泊すれば、200ドルの請求ですので、後日、クレジットカードの明細を見て、あれ?と思うような金額になります。
以下が例になります。
こちらのホテルは、1泊23975円という表示になっています。
その下に、
税およびサービス料別
リゾート料金別 : 1 日あたり $25
と記載があるように、これが1泊あたりの金額ではありません。
最終的に予約する画面になると、税金が入り、2泊で55499円(1泊あたり、約27750円)にプラス50ドル(約5500円/2泊)のリゾートフィーがかかりますので、1泊3万円を超えるような計算になります。
アメリカのホテル代について
アメリカのホテル代は、1部屋表示になりますので、2人でご宿泊されれば、半分になります。しかし、2名だから2つベッドがあるわけではありません。
上記の部屋は、クイーンベッド1で2名まで宿泊ができるということになりますので、小学生ぐらいの親子であればいいかもしれませんが、大人二人はさすがにきついサイズになりますので、値段もさることながら、その辺はしっかり確認するようにしましょう。
ご自身でホテルサイトから予約する場合のリスク
(1)予約サイトとホテルからの二重請求
これは度々あることですが、ホテル予約サイトで予約をしていき、ホテル代は支払い済みにも関わず、後日、ホテルから宿泊代が請求されてくることはありがちなことです。そのため、ホテルを予約するサイトも重要ですし、このようなトラベルを防ぐために旅行会社などで予約をお願いするというのは選択肢としてはありなわけです。一番厄介なパターンは、コミュニケーションが取れないようなホテルサイトで予約した場合、二重請求が来たと言っても対応してもらうことができない、または対応が遅くなります。
ホテル側から返金させるということの連絡が来ても、その後、ホテル予約サイトがその流れを把握しているわけではありません。
気を付けても気をつけようないのですが、まずは、値段などで決めずに、ちゃんとコミュニケーションが取れるホテルサイトから予約するのは重要な選択になります。
(2)ホテル代の誤った請求
ホテルの公式サイトで予約する場合、チェックインの際に、フロントで、良い部屋にアップグレードするかというようなことを聞かれることがあります。
今回の例は、チェックインの際に、ワシントンの街が一望できる部屋があるということで、料金を確認すると、1泊プラス20ドルでした。
そのため、折角なら、と20ドル払いアップグレードをしました。
現在、ホテルは、非常に複雑な料金形態を用いており、例えば、週末と平日で料金を変えたり、泊数によって割引をしたりとあります。
今回のケースは、2泊し、初日が153ドル、2日目が103ドルという料金でした。
部屋がアップグレードされたのが加わっても173ドルと、123ドルという計算になります。しかし、チェックアウト後にレシートを見るとどうも高い印象です。
初めに受け取ったレシートの総額が2泊で391.84ドルと記載されています。
税金を入れても1泊平均で200ドルもいくかな?
と思い、内容を確認すると、初日153ドル、2泊目も153ドルになっているではないですか。
こういうことが起こるので、あまり慣れてない人は、公式から予約して、フロントで部屋を変えるのは控えるほうがいいのでは、となってしますね。
以上が、基本的なホテルについてになります。
ご自身でご予約される場合などは、ご注意ください。